1月リリースの気になるビジネス書(翻訳本)

私のビジネス書の探し方は、翻訳本の新刊を探し、米amazonでレビューをチェックして購入しています。
ビジネスの本場はやはり米国なのでそこから仕入れた方が世界トレンドに乗りやすい。ただ、英語本を読むスキルは無いので翻訳本から探しています。
また、紙の本はかさばるので電子書籍から探してます。
今月は気になる翻訳本が多数出るので、4冊ご紹介!!
もくじ [非表示]
2020年1月17日発売
無形資産が経済を支配する 資本のない資本主義の正体
- 無形資産が経済を支配する 資本のない資本主義の正体GAFAが台頭する中、無形投資の増大は生産性や格差にどのような影響をもたらすのか?企業・投資家・銀行・政府はどのように対応すべきか?有形資産とは異なる無形資産の4つの特徴とは何か?Amazonでチェック 楽天でチェック
「ビル・ゲイツ絶賛!」という文字が神々しい本書。
英題は「Capitalism without Capital – The Rise of the Intangible Economy」
直訳すると「資本のない資本主義-無形経済の台頭」
英語版は2018年10月に発売。現在、米アマゾンレビューでは、星4.5で84件のレビュー!買いだね
「無形資産」と聞いてパット思いついたのが、「信頼(信用スコア)」「人気(SNSでのフォロワー数、youtubeチャンネル登録者数など)」を思いついたのですが、この本で言う「無形資産」とはもっと企業よりのものの様です。
例えば、
- スターバックスの「働きがいのある職場作り・ブランドイメージ」
- アップルの「デザインとソフトウェア(デジタル資産)」
- コカ・コーラの「秘密の製法とブランド」
- マイクロソフトの「技術、データ、ビジネスブランド」
- グーグルの「アルゴリズム(デジタル資産)」
- ウーバーの運転手ネットワーク=「ネットワークシステム(デジタル資産)」
など、良いブランドイメージであったり、ソフトウェアやシステム、AIなどのデジタル資産であったり、デザイン、ビッグデータなどの形の無い資産ということですね。
それを企業はどう活用していけばいいのか?気になる内容です。
2020年1月7日発売
FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略
- FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略「意志力は役に立たない」―― 人の能力に関する「従来の説」は今、科学によって世界中で次々と覆されている。Amazonでチェック 楽天でチェック
「FULL POWER」というちょっとネーミングセンスを疑う本書。内容からしてもfull power(全力)とは真反対。環境の力(Environment Power)の方が合ってるのではないか。
英題は「Willpower Doesn’t Work – Discover the Hidden Keys to Success」
直訳すると「Willpower(意志力)は使えない – 成功への隠された鍵を発見!」
英語版は、2018年3月に発売。現在、米アマゾンレビューでは、星4.7で474件のレビュー!買いだね!
米国で2011年に発売された「Willpower: Rediscovering the Greatest Human Strength(邦題:WILLPOWER 意志力の科学)」への反論本のような感じです。
WILLPOWER 意志力の科学ではWillpower(意志力)を鍛えて成功を掴み取ろう!という内容です。
Willpower(意志力)には、「やる気」「グリット(やり抜く力)」「気合」なども含まれると思います。そういう、コントロールしにくいもの、消耗しやすものに頼るより、環境・習慣を変えることで自然と自分の目指す方へ進んでいこうとFull powerの著者は提案しています。
参考に
- スタンフォードの自分を変える教室英題:The Willpower Instinct: How Self-Control Works, Why It Matters, and What You Can Do to Get More of It(意志力の本能:セルフコントロールの仕組み、重要な理由、さらにそれを得るためにできること)チェック
意志力にフォーカスした本だけど、内容はFull Powerと近い。意志力をコントロールするのに環境を使っている。
- WILLPOWER 意志力の科学意志力とは何か、その活かし方、日々心がけるべきことを実例をまじえてやさしく紹介。チェック
反論されているけど、意志力が悪いわけではない。コントロールが難しいだけで、意志力が湧き出る時は上手く使ってブーストさせよう!
2020年1月1日発売
クリーンミート 培養肉が世界を変える
- クリーンミート 培養肉が世界を変えるクリーンミートとは――動物の細胞から人工培養でつくる食肉のこと。成長ホルモン、農薬、大腸菌、食品添加物に汚染されておらず、一般の肉よりはるかに純粋な肉。チェック
今話題の人工肉に関する本。
英題は「Clean Meat: How Growing Meat Without Animals Will Revolutionize Dinner and the World」
直訳すると「きれいな肉:人工的に成長する肉は、食と世界に革命をもたらす」
英語版は、2018年1月に発売。現在、米アマゾンレビューでは、星4.9で154件のレビュー!買い!
大豆由来などの代替肉ではなく、人工培養肉。不気味な感じはするものの将来は一般的に成るのかな。
植物由来の人工肉の方が先に普及はしそうですね。
ビジョナリー・カンパニー 弾み車の法則
- ビジョナリー・カンパニー 弾み車の法則Amazonの成長が止まらないのは、ひたすら「弾み車」を回し続けているからだ!チェック
ビジョナリー・カンパニーシリーズの新刊!
英題は「Turning the Flywheel: A Monograph to Accompany Good to Great」
直訳すると「弾み車を回す:素晴らしい企業に成るための研究論文」
英語版は、2019年2月に発売。現在、米アマゾンレビューでは、星4.5で91件のレビュー!まぁ買いだね!
平凡な「良い会社」から「偉大な会社」へと飛躍するためのキーコンセプト「弾み車(FLYWHEEL)の法則」にフォーカスし、この法則をフル活用して「ビジョナリー・カンパニー」へ道を歩み続けてきたインテル、アップル、アマゾン、バンガードなどの事例紹介を通じて、「弾み車」の基本的な考え方と活用ノウハウ、読者それぞれが「自分の弾み車」をつくるためのポイントを簡潔かつ具体的に解説した、「ビジョナリー・カンパニー」シリーズ待望の最新作!